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東アジア海法フォーラム

東アジア海法フォーラムとは?

海法研究所は、2008年に日中韓3カ国の研究者・実務家の交流の場として「東アジア海法フォーラム」を創設しました。毎年、日本、中国、韓国の3カ国による持ち回り開催とし、2018年までに11回の充実した研究交流が行われています。


2015年10月14日から15日にかけて、中国の大連海事大学(会場:大連グランド・ハイアットホテル)において第8回東アジア海法フォーラムが開催されました。今年のテーマは海難救助および環境汚染でした。日本からも当研究所研究員の長田旬平弁護、および高野真一弁護士が日本の海難救助に関する法律問題および環境汚染に関する損害賠償(公益訴訟)の問題について講演を行いました。また、各国の海法に関連する立法判例の動向についての報告がありましたが、日本からは当研究所研究員の山口修司弁護士が報告を行いました。


2014年11月8日から9日にかけて、早稲田大学において第7回東アジア海法フォーラムが開催されました。今年のテーマは海事事件の特殊性と海事訴訟でした。日本からも、平田大器氏(弁護士)が日本の海事紛争について、当研究所研究員の青戸照太郎氏(日本海運集会所)が日本の海事仲裁の現状と課題について報告を行いました。また、初日に行われた、各国の海法に関する動向(立法や判例)の報告については、日本からは松井秀征教授(立教大学)が報告を行いました。


2013年10月24日から26日にかけて、韓国の高麗大学において第6回東アジア海法フォーラムが開催されました。今年のテーマは海上保険でした。日本からも当研究所研究員の中出哲教授、および久保治郎氏(東京海上日動)が日本の海上保険約款の実務での運用状況および海上保険に関する私法上の問題について講演を行いました。また、2日目には各国の海法に関連する立法判例の動向についての報告がありましたが、日本からは落合誠一教授(中央大学)が報告を行いました。


2012年11月10日から11日にかけて、中国の大連海事大学において第5回東アジア海法フォーラムが開催されました。今年のテーマは船舶金融でした。日本からも当研究所研究員の田中庸介弁護士、福田実主弁護士、および藤井卓治氏(三井住友海上)が日本の船舶金融実務の状況について講演を行いました。また、2日目には各国の海法に関連する立法判例の動向についての報告がありましたが、日本からは当研究所研究員の松田忠大准教授(鹿児島大学)が報告を行いました。


Copyright (C) 2012 Institute of Maritime Law, Waseda University